開業123周年を迎えた岡山駅
1891年(明治24年)に山陽鉄道の駅として木造駅舎で開業した岡山駅。
その後1906年に国有化、1926年には写真のコンクリート造りの2代目駅舎が完成。
1972年に山陽新幹線の開業と共に、現在の3代目駅舎となっています。
このコンクリート造りの2代目駅舎をご存じの方も少なくなってますが、先日北海道の小樽へ行った時に「昔の岡山駅に似ている!」と思ってしまい、何だか懐かしく感じました。
調べてみると「小樽駅」と似ているのが「上野駅」。さらに中国へ飛んで「大連駅」もとてもよく似ている駅であることがわかりました。
上野駅は1932年、酒見佐市氏の設計。上野駅を模して造られたといわれている小樽駅は1934年、同じく酒見佐市氏の設計。
大連駅の方は1937年、太田宗太郎氏の設計となっています。
ということは、上野駅より7年前に完成している岡山駅を模して上野駅が造られたのかもしれませんね。
(写真は開業80周年記念入場券:岡山鉄道管理局さまより引用)
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